元サッカー日本代表の田中マルクス闘莉王氏
　元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏（41）が12日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。今年に入ってプレミアリーグで2試合連続ゴールを決めた三笘薫（25＝ブライトン）が日本代表の新10番に相応しいと明言した。

　今年に入ってプレミアリーグで2試合連続ゴールを決めた三笘について「日本人選手の中で一番調子がいい。新10番でよろしいのではないかと思います。一番難しいプレミアでこれからの日本代表10番に相応しい活躍をしてくれてると思います」と高評価した。そして「もっとワールドカップで使うべきだった。あれだけ調子が上がっている選手を途中から入れるのはもったいなかった」と持論を披露した。

　日本人のプレミアリーグの2試合連続ゴール。稲本潤一、岡崎慎司に次ぐ3人目の偉業を達成した三笘。「おそらく三笘選手はプレミアで一番点を取れる日本人になる」とポテンシャルを秘めた選手と明言した。今後についても「左サイドだけでなく、真ん中や右もチャレンジしてもいいのかなと思います。引き出しを増やしてほしい」と更なるビッグクラブ挑戦も期待した。

　「今すぐにビッグクラブに行って、先発して使えるかといったらまだ早い。ビッグクラブに行くとスーパーな人たちばかり集まっているからまだ数字が足りない。もう少し数字が伸びて活躍すればどんなビッグクラブでも活躍できる。マンチェスターユナイテッドとかは面白いと思います。マンチェスターユナイテッドなら出番が多いかなと思います」と予想した。

　三笘が得意とするドリブルについては、世界の中ではネイマールに似ていると分析した。「左足でステップを細かくとって、一旦立ち止まって右足で引っ張ってくるあの形は三笘の方がネイマールよりも少し上かもしれないですね。あの形になればトップクラスに近いものを持っていると思います」とネイマールよりも勝っている部分があると語った。

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