イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが、今夏にイングランド代表FWハリー・ケイン（29＝トットナム）の獲得を狙っていると、英紙「デーリー・メール」が伝えた。

　同紙によると、エリック・テンハグ監督は、今夏の補強計画のトップに新しい9番を据えており、イングランド代表主将のケインが第1候補となっているという。マンチェスターUの首脳陣は、すでにシーズン終了後のケインの移籍可能性について、具体的な検討を始めているとのことだ。情報筋によると、ケインはマンUへの移籍に前向きだという。

　ケインはトットナムとの契約を2024年6月末まで残す。トットナム側は契約の延長を望んでいるが、今季終了時に来季の欧州チャンピオンズリーグ（CL）出場権が取れるか否かでも、状況が変わってくる。残り契約期間を考えると、CL出場権を逃した場合、〝最後の売り時〟と考える可能性もある。同紙によると、トットナムは最低でも8500万ポンド（約136億円）の値段を付けるという。

　ケインにはバイエルン・ミュンヘン（ドイツ）やレアル・マドリード（スペイン）も関心を寄せており、値段が上がる可能性がある。しかし、ケインは、アラン・シアラーが持つリーグ最多得点記録（260ゴール）に62点差としており、イングランドでのプレー続行を希望。21年夏にはマンチェスター・シティーへ移籍目前だったが、最終的に破談。今オフは、いかなる結論となるのだろうか。

† Red Devils Manchester United 1722 †
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